以前にも書きましたが、私が石窯ドームを購入したのは「ハードパンを焼きたい」というものです。
「美味しいハードパンを焼くこと」が、最近の私の暮らしの中での最重要課題です。
しかし、それとは別に柔らかいパンや甘いパンも焼いてみています。
それはなぜかというと、5歳の孫が喜んでくれる姿をみたいという強い気持ちがあるからで「じいちゃんの作ったパンはおいしいね」と言ってくれることを夢見てそれらのパンを焼いてみたりしました。それなりに喜んで食べてくれましたので私としては十分でした。
(バケットやカンパーニュなどのハードパンはさすがに5歳児は好まないだろう)と思って避けていたのですが、先週末から遊びに来ていた時に、思い切ってカンパーニュの練習をしてみました。しかも、オレンジやレーズンなどが入っていないシンプルなカンパーニュです。
(きっと一口食べて『ぼくにはあわない』って言うんだろうな)
と思っていたのですが、驚くことに5歳児にも好評でした。
これが焼き上がったカンパーニュ(練習3回目)です。
初めて本物のバヌトンを使ってみました。
クープの開き方もまずまずで、気泡も自分としては合格点。
初めて全粒粉を混ぜてみましたが、色合いもいかにも田舎パンという感じで悪くありません。というより良い感じです。
ハードパン好きな妻と娘は
「これ美味しいわー」
と褒めてくれました。実際に食べてみた私も(これは美味しい)と思っていたので、練習3回目で何とか満足できるカンパーニュが焼けて、自分的には大満足でした。
さて、5歳児の反応は‥‥
大人たちは3人ともトーストして食べたのですが、この子は、パンは基本的に焼かずに食べたいので、そのまま食べました。
一口パクリと行き、その後もぐもぐして
「おいしい、これ」
と思いがけずに褒めてくれました。結局、渡した一切れを全部食べ終えてしまいました。
レーズンやオレンジ片が入っているパンは、油断するとレーズンなど具材だけを食べている子なのですが、今回のカンパーニュは、何も入っていないシンプルな状態で完食してくれました。
これはうれしかったです。
認めてもらえました。😄


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