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2025年6月14日土曜日

【不思議】最初はグー!のグーの形について

今朝、ラジオ体操をやる際に、ふとしたことから「グー」の握り方が私と妻とで違うことに気づきました。

私の握り方は、親指が外に出る感じで

妻の握り方は親指が中に入っています。

妻は今までずっとこの握り方でやってきて、これ以外は考えられないと言います。

私は私で、親指を外に出す以外はありえないでしょ、という感じです。

興味深い内容だったので、すぐにGeminiに尋ねてみました。

1. 機能的な観点:「戦う拳」と「握る拳」

 最も大きな違いは、その拳の「目的」に由来するという考え方です。 

 親指を外に出す握り方(ご自身の握り方) 

これは空手などの武道で教えられる「正拳」の握り方です 。親指で人差し指と中指を外から固めることで、拳全体がより硬く、一体化します 。この形は、物を突いた際に衝撃に耐え、自分の指を痛めないための、非常に機能的で合理的な握り方と言えます 。   

親指を中に握り込む握り方(奥様の握り方) 

こちらは、何かを強く突く目的には向いていません。しかし、人が無意識に手を握る際の自然な形の一つです。実は、この握り方は赤ちゃんが母親のお腹の中にいる時から見られる「握り母指」という原始的な反射の名残とも考えられています 。成長とともに消えていくことが多いですが、その名残が無意識の癖として残っている可能性も指摘されています 。また、採血の際に看護師から「親指を中にして握ってください」と指示されることもあるように 、特定の状況で求められる握り方でもあります。  

 2. 心理学的な観点:性格診断としての「グー」 

拳の握り方は、その人の深層心理や性格を反映するという考え方もあり、一種の性格診断として楽しまれています。

これに当てはめてみると、お二人の違いがより面白く見えてくるかもしれません。 

親指を外に出すタイプ(ご自身の握り方)
 
親指を人差し指に添える場合: 

正義感が強く、人を助けるのが好きなリーダー気質。周りから頼りにされたいという思いが強く、努力家な一面も。しかし、内面はナイーブで、誰かに認められたいという欲求も強いとされます 。   

親指を握った指の上に乗せる場合: 

社交的で人から好かれるタイプ。創造性が高く、才能を発揮できますが、一方で失敗を恐れて新しい挑戦に踏み出すのが苦手な一面もあるようです 。   

親指を中に握り込むタイプ(奥様の握り方) 

感受性が豊かでクリエイティブな仕事に向いている一方、内向的で自分の感情を表に出すのがあまり得意ではないタイプとされます 。争いを好まず、友人関係は「狭く深く」を大切にする心優しい性格の持ち主と言われています 。   

結論

じゃんけんのグーの握り方に、唯一の「正解」はありません。ご自身の握り方は武道などに見られる「機能的な拳」、奥様の握り方はより自然で「内面的な拳」と捉えることができるかもしれません。 文化や地域によってじゃんけんの掛け声や出す「手」の種類が異なるように 、グーの握り方という小さな違いも、個人の無意識の癖や育った環境、そして性格が反映された、ごく自然なものと言えるでしょう。奥様が「今までずっとこうだった」と信じてこられたのは、それが奥様にとって最も自然な握り方だった証拠です。お二人の違いは、それぞれの個性の一端が表れた、興味深い発見だったのではないでしょうか。

なるほど。勉強になります。

ちなみに他に調べてみると、空手などを習うときには、親指を中に入れてはならない、脱臼する、と最初に指導されるようです。

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