この写真が、そのときに撮ったものです。日本のように建物に平行に洗濯物を干すのではなく垂直方向に竿を差し出して干すということに驚きました。国が違うと文化が違うのだということを実感しました。
今回は、事前の情報として「垂直干し」が分かっていましたので、もう少しじっくり観察してみようと思いました。
狭い路地ではこれが当たり前のようです。当然、洗濯物の下は歩行者が通るわけですが、滴が垂れても、洗濯物を見られても、それは無問題ということのようです。
この写真を見て分かるように、専用の枠があります。これをワイヤーで吊っています。日本のようにベランダ部分が無いためにこのようなことになっているようです。
上海では高層マンションがどんどん増えているということで、新しいマンションではどうやらこういう干し方は美観を損なう、危険ということから禁止になっているようですが、けっこう大きなマンションでもこの方式で干しているのも見かけました。
これは違う方式ですが、後付けの枠のようです。けっこう高い階です。干す時も取り込む時も恐ろしいですね。
こんな高い位置(20階くらい)です。
また、建物の標準設備として設置されているのではないかと思われるものもありました。思いきり前方につき出していますね。
上から下までびっしりとあります。
さて、この垂直干しですが、娘が「香港に行った時にもこんな感じだったよ」と言いましたので、少し調べてみました。
枠の大きさが上海のものと違いますが、方式は全く同じですね。
香港も同じなんですね。ダイナミックに干してあります。
また、大連にも同じようなものがあることも分かりました。
大連雑学事典 窓の外の洗濯物 via kwout
上海や香港のものと方式は違いますが、この方式も上海では時々見かけました。上で示した20階あたりのものはこの方式ですね。
こういうものを後付けで付けてしまう大らかさというかダイナミックぶりには驚かされます。日本では、まず考えられないことですね。
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